アーキテクチャの変更によりパラメータも変化
アナウンスが出てから、次のメジャーバージョンあたりまで下位互換で残ることが多い印象だが、マイナー更新で対象になることも。「いつまで」という明確な期日はないため、把握しておきたい。かつて主要だったパラメータも含まれているだけに、時代の流れを感じる。
パラメータ情報
O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY
sys スキーマが所有するオブジェクトへのアクセス可否を指定
active_instance_count
2台 RAC (Real Application Clusters) クラスタ環境において
プライマリインスタンス、セカンダリインスタンスを指定
background_dump_dest
データベースライタ(DBWn)やログライタ(LGWR)等のプロセス出力先パス
cursor_space_for_time
共有プール(ライブラリキャッシュ)への割当・解除
global_context_pool_size
グローバルコンテキスト関連の sga メモリサイズを指定
instance_groups
パラレル操作で使用する RAC(Real Application Clusters)関連パラメータ
lock_name_space
DLM(分散ロックマネージャ)が、ロック名の生成に使用するスペースを指定
log_archive_start
アーカイバ(ARCH)の起動され、自動・手動アーカイブを指定
max_enabled_roles
ユーザに付与可能なロールの最大数を指定
parallel_automatic_tuning
パラレル実行時の並列度自動調整
parallel_io_cap_enabled
リソースマネージャによってシステム I/O の並列度を調整
remote_os_authent
リモートホスト os 認証での接続可否を指定
resource_manager_cpu_allocation
リソースマネージャの cpu 数を指定
sec_case_sensitive_logon
パスワードで大文字小文字を区別するかを指定
sql_trace
SQL トレースの実行可否を指定
standby_archive_dest
Oracle Data Guard でプライマリからのアーカイブログの格納先をスタンバイ側で指定
user_dump_dest
トレースファイルの出力先パス