アーカイブモードを変更するには

変更は MOUNT 状態で行う。実際にモード変更した手順を紹介する。



1. アーカイブログモード → ノーアーカイブログモード

(1) アーカイブログモード確認

SQL> select log_mode from v$database;

LOG_MODE
----------
ARCHIVELOG

(2) データベース停止

SQL> shutdown immediate

データベースがクローズされました。
データベースがディスマウントされました。
ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。

(3) マウント起動

SQL> startup mount

ORACLEインスタンスが起動しました。
データベースがマウントされました。

(4) モード切替

SQL> alter database noarchivelog;

データベースが変更されました。

(5) オープン

SQL> alter database open;

データベースが変更されました。

(6) モード確認

SQL> select log_mode from v$database;

LOG_MODE
------------
NOARCHIVELOG

ノーアーカイブログモードに変更された。

2. ノーアーカイブログモード → アーカイブログモード

(1) アーカイブログモード 確認

SQL> select log_mode from v$database;

LOG_MODE
------------
NOARCHIVELOG

(2) データベース停止

SQL> shutdown immediate

データベースがクローズされました。
データベースがディスマウントされました。
ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。

(3) マウント起動

SQL> startup mount

ORACLEインスタンスが起動しました。
データベースがマウントされました。

(4) モード切替

SQL> alter database archivelog;

データベースが変更されました。

(5) オープン

SQL> alter database open;

データベースが変更されました。

(6) モード確認

SQL> select log_mode from v$database;

LOG_MODE
----------
ARCHIVELOG

アーカイブログモードに変更された。

補足

以下は必要に応じて実施する。

出力先ディレクトリの確認

SQL> show parameter log_archive_dest

ログスイッチを数回(グループ数だけ)

SQL> alter system switch logfile;

システムが変更されました。

–> log_archive_dest_(n)で設定したディレクトリに出力されていること